薬剤師がアルバイトで働くメリットとアルバイトできる場所や仕事内容

薬剤師

先の見えない世の中にあって、アルバイトを考える薬剤師が増えています。昨今は、正社員だけでなく非正規の仕事も多数あるため、アルバイト求人を見つけやすくなりました。

では、アルバイトをする薬剤師にはどのようなメリットがあるのでしょうか。アルバイト求人が多い職場の情報もお伝えします。

薬剤師がアルバイトをするメリット

薬剤師のなかには、育児や介護など家庭の事情で長時間勤務が難しい方もいらっしゃるでしょう。フルタイムでの勤務はできないが、時短勤務あるいは勤務日数を少なくすれば働けるという方にとって、アルバイトは最善の選択肢となるでしょう。

投薬や調剤など、比較的簡単な仕事がアルバイトに割り当てられることが多いため、ブランクが空いてしまった方や薬剤師資格を持つ未経験者も無理なく働けるに違いありません。

アルバイトは副業やダブルワークにも向いています。管理薬剤師は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」第7条、公務員薬剤師は「国家公務員法」第103条により、基本的に副業が禁止されていますが、それ以外の薬剤師の副業は認められています。本業とは分野が異なるアルバイトをすることで、視野が広がるかもしれません。

また、人手不足が深刻な職場や夜間帯のアルバイト求人は時給が高めに設定されています。

アルバイトは基本的に異動や転勤がないため、生活拠点を変えられない、あるいは変えたくない方にとってよい選択肢になるでしょう。

薬剤師がアルバイトできる職場と仕事内容

薬剤師のアルバイト求人は、調剤薬局でよく出されています。調剤薬局でのアルバイトの担当業務は、調剤や服薬指導、薬歴記載や在庫管理などになります。

ドラッグストアの求人も多く見受けられます。人手が少なくなる夜間帯の求人では、薬の相談や在庫管理に加え、販売業務やレジ打ちなどの業務も依頼されるかもしれません。

薬剤師は病院でもアルバイトができます。調剤がメインになりますが、病院によっては病棟業務を担当するケースもあるようです。

製薬会社で医薬品の問い合わせ対応業務がアルバイトとして募集されていることもあります。

公的機関でも薬剤師のアルバイトを募集しています。保健所や衛生検査所などに配属され、立ち入り業務や衛生検査、一般市民からの問い合わせ対応を担当します。なお、公的機関のアルバイトは、短期の臨時職員として募集されることがほとんどです。

薬剤師のアルバイトには在宅ワークが可能なものもあります。メディカルライターや、医薬品を含む医療関係の書類・資料の翻訳は、在宅ワークが多い仕事です。

まとめ

家庭の事情で長時間働けない方やブランクが長い薬剤師は、アルバイトで無理なく仕事を始めたり、キャリアを継続できたりするでしょう。また、副業でアルバイトをする薬剤師は、本業とは違う仕事を体験したり、視野を広げたりすることができます。

アルバイトが可能な職場として調剤薬局やドラッグストアが挙げられます。製薬会社や病院、公的機関が薬剤師のアルバイトを募集していることもあります。メディカルライターや翻訳の仕事は在宅勤務も可能です。

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